先日、建築家坂倉準三展を観に汐留ミュージーアムに行ってきました。
ル・コルビジェのもとでモダニズムの実践を学んだ坂倉準三は、日本の造形美をモダニズムと融合させ新たな日本の造形美を生み出すことに貢献しました。
住宅は建築の本質と語り、日本の伝統美と機能美に有機的な曲線を加え建物だけでなく家具も設計しました。第12回ミラノ・トリエンナーレ日本室を担当し、当時、彼の感性と日本の伝統美、機能美の融合が絶賛されたそうです。
神奈川県立近代美術館、岡本太郎記念館、新宿駅西口広場も彼の設計です。
展示会場には坂倉準三がデザインした家具や建具が展示してあって木の素材や曲線に人の温もりのようなものが感じられました。土地の傾斜や樹木を利用した住宅や、都心の住宅に都心の土地にはもったいないのではと思う程の広さの中庭を設け、その結果、都市の住宅にも日本美の重要な要素である自然美をもった住空間をつくりあげています。
坂倉準三の多くの建築の写真、模型と家具が展示してあってその贅沢な建築空間に思いを馳せることができました。
神奈川県立近代でも坂倉準三展を開催中です。
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2009/sakakura/index.html
Tanaka